<チューバ遍歴>

 高校2年生の時、初めて親に中古で買ってもらったヤマハのTuba(YBB-201 No.003923)で、卒業まで使用後、昭和58年から平成6年まで高校に置きっぱなしにしていました。ベコベコになっていた物を引き取って、ヤマハ藤沢店の正田さんにヘコ出ししてもらいました。

 しかし使用の機会が全く無い為、眠らせたり飾っておくだけでは楽器も本望では無いと思い、Yahooオークションに出品して手放しました。
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YBB-201
 楽器と無縁の10年間の北海道暮らしの後、リハビリを兼ねて自分のお金で初めて購入したおニューのヤマハのTuba(受注生産品 YBB-621 No.100248)で、平成6年の8月にヤマハ藤沢店の片野くん(後輩)から購入し、鎌倉シティ・ブラスに入団(平成8年2月)後、平成9年1月まで2年間使用しました。

 しかし、吹奏楽メインで使うには3/4サイズのTubaでは音が薄かったので新大久保のDACで委託販売して放出し、ミラフォンを購入するに至りました。
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YBB-621
 初めておニューで購入した洋モノ(ミラフォン)のTuba(PR86HA )で、購入に際しては初めて試奏・選定というものをさせていただきました。
 この楽器は鎌倉シティ・ブラスの知人の勤務先野中貿易(販売はアクタス)で購入しました。後に赤ベルに改造したのも野中貿易(沼田さん)です。

 残念ながら、吹奏楽の方の活動を休止して宝の持ち腐れ状態になってしまった為、H15年7月に新大久保のDACで委託販売して放出しました。
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PR86HA
 その後、金管アンサンブルをやることになってE♭管のTubaが欲しくなり、新大久保のDACで平成12年11月19日に中古でヤマハのE♭ Tuba(YEB321S No.1286)を購入しました。

 E♭管での肩慣らしのつもりで購入しましたが、2ヶ月ほどして物足りなさを感じるようになり、Yahooオークションに出品して放出しました。
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YEB-321S
 その後セントラル楽器でBESSONのパトリック・シェリダンモデルE♭管に出会い、試奏させて頂いてとても気に入ったので平成13年1月17日にセントラル楽器でBESSON(BE983-2-0 No.883882)を購入しました。
 ジョン・フレッチャーモデル(BE981)とは違い、ストレートに音が出て良く響きます。ただ、上のGの音程(開放)が低いのと、抜き差し管の作りがガサツなのと(チューニング管がポロっと抜け落ちたり)、楽器を置いた時にマウスパイプから水が垂れるのが難点です。
 おおまかな調整はしてもらいましたが、どことなく緻密さが足りないような・・・音はイイですが。

 ところが、アンサンブル活動の方が幼稚園「慰問」とかピアノ発表会の「前座」ばかりで”クラシック音楽を座奏で!”というパターンと演奏曲目ではなくなってしまった為、BESSONはもったいないので寝かしておくことにしました。
 その後ヘリコンを購入するのですが、最終的にアンサンブルが完全に活動休止になってしまい 泣く泣くH16年11月に新大久保のDACで委託販売となります。
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BE983-2-0
 立奏での演奏が多くなり、曲目もポピュラーやアニメの曲ばかりになったので、「いっその事スーザフォンでも!」と思って少し物色していましたが、知人達の勧めも有りヘリコンを探してみることにしました。
 世界は広いですね。チェコではいまだにヘリコンが製造されているのがわかりました。
 チェルベニーのヘリコンなら日本でも購入できる事がわかり、DACの中村氏に相談したところ「日本に正規輸入していないEb管のヘリコンに、特注で銀メッキをかけて購入しよう」という事になりました(言いくるめられた?)。
 待つこと半年、平成15年12月7日に、めでたく購入出来たのがこのチェルベニーヘリコンバス(CHL611-4XS No.209125)です。
 東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントで演奏している方のヘリコンもチェルベニーですが、あれは山野楽器にカタログモデルとして載っているBb管クリアラッカー仕上げのヘリコンで、私のはEb管です。
 DACの中村氏いわく「Eb管で銀は、もしかすると日本で 1本しか無い」との話にちょっと気を良くしてましたが、構えた時の右手がとんでもなく窮屈なのと、下の音程が難しいのと、シャンクが一般のTubaのマウスピースと合わないのと、銀メッキの仕上がりが少し気になる(チェコだから???)のが難点です。
 まあ、スーザフォンのご親戚楽器なので「見せることに意義がある」という使い方です。

 しかし、なんとした事か在籍していたブラスアンサンブルが突然の解散になってしまいました。
 予想だにしなかった解散劇に、ただただ戸惑うばかりです。
 急遽吹奏楽に返り咲くという選択肢も必要になり、折角買ったヘリコンを泣く泣く手放す事にしました。
本番で1回使用、4ヶ月と21日というとても短い保有期間(YEB321Sに次ぐ早さ)の後、平成16年4月28日にDACに下取りに出しました。
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CHL611-4XS
 BESSONとヘリコンを売ってDACで買い替えたのが、右のジュピターです(CB582L No.F100816)。
 最初は正直なところ「ジュピター???」と思っていましたが、DACに1本置いてあったモノを実際吹いてみると「結構いいんじゃないの!」という感じだったので、DACの中村氏に聞いてみました。
 「僕の後輩がグローバルに居るんだけど、なんとかなる?」と。
 早速グローバルに居た後輩の斉藤クンに在庫のジュピターを持って来てもらい、2本の中から選定させてもらいました。
 価格的にもヘリコンの下取り価格にちょっとだけプラスすれば買える金額を中村氏が付けてくれたので(斉藤クンのお陰もあって)、即購入してしまいました。
 この楽器はやはり個体差があるようで、2本吹いてみると”暴れん坊”と”エレガント”というぐらい違っていました。試奏した2本の共通点としては、少し音程の難しい部分がある事です。初心者には扱いが難しいかも・・・
 しかし、決して”安かろう悪かろう”ではありません(コストパフォーマンスがかなり高い楽器ではないでしょうか)。

 水曜日に活動している吹奏楽団(或いはアンサンブル)が見つからず、結局楽器を持っていても意味が無くなりました。残念ながら平成20年8月31日に手放しました。今、手元にはTubaがまったく有りません。
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CB582L